画像_ワクチン接種

インフルエンザ
今年は例年になくインフルエンザの流行が早く、11月から患者が出始め、先週からは爆発的な勢いで岡山でも増えています。
学生さんもインフルエンザワクチン接種を受けていない人が次々とインフルエンザにかかって来院されます。
若い方は自費での接種となりますが、ワクチン代を節約した結果、いざ感染すると大きな影響を受ける可能性があります。
また、若さゆえに健康に自信を持ち、油断してしまう傾向も見受けられます。
インフルエンザに感染すると、少なくとも6日間は休む必要があり、高熱でつらい思いをすることになります。
一般の方にはあまり知られていませんが、インフルエンザは急性間質性肺炎の原因の一つとされています。
急性間質性肺炎は、10人かかれば、7~8人は死ぬという恐ろしい病気です。

コロナ
今年から、定期接種となり65才の人は自己負担3000円ほど(地域により値段が違います)で接種できるようになりました。

しかしながら、受ける人は、65才以上の1/3ぐらいです。
ワクチン接種後に発熱したといった理由も挙げられますが、インフルエンザが5類感染症に分類されたことで、患者さんの危機感が非常に薄れている印象を受けます。また、政府がマスコミなどを通じて積極的に情報を発信していないため、一般の方には十分に知られていませんが、インフルエンザの流行パターンはこれまでと変わらない状況です。7月には11波が来ました。また最近も徐々に増えて、年末あるいは年が明けてまたピークが到来する可能性があります。

また、コロナワクチンを接種したのに感染したという話も耳にします。しかし、たとえ感染しても、ワクチンのおかげで症状が軽く済んだ可能性があります。実際、本人は軽い鼻風邪程度だと思っていたものの、検査で陽性と判明するケースも珍しくありません。また、奥さんが感染したにもかかわらず本人は発症しなかったという例もあります。これもワクチンの効果によるものと言えるでしょう。

皆さま、ぜひインフルエンザおよびコロナのワクチン接種を受けてください。

また、マスクを着用しない方が大変増えてきていますが、今の時期はマスクを着用することが賢明です。

当院では、まだインフルエンザおよびコロナワクチンの在庫に余裕がございますので、ぜひご利用ください。

どうぞお気軽にご相談くださいませ。

粟井内科診療所
電話番号: 086-255-1330