糖尿病患者さんで通院されている方に関しては、いろいろな時間に血糖を測るのが理想的です。食前、食後、朝絶食で来院したときの空腹時血糖。
いろいろな時間帯の血糖を測ることにより、内服薬や、インスリン量の調節が、より細かく的確になります。
また血糖の高いときと、低いときの差が大きいと(グルコーススパイク、血糖スパイク)
動脈硬化の進む速度が速く、脳梗塞、心筋梗塞を起こしやすいとされています。
1ヶ月の血糖の平均のHbA1cが良くても、血糖の乱高下(血糖スパイク)が起こっていることはよくあります。
朝一番に受診され、空腹時の血糖ばかり測る方もおられますが、上記のことより、いろいろな時間帯の血糖を知ることは重要です。インスリンを使用し、自己血糖測定される方にも当てはまることです。
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粟井内科診療所
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