高血圧は、
血圧の上（収縮期血圧）140以上あるいは低い方の血圧(拡張期血圧)が90以上とされています。正常値は130/80題が望ましいとされています。
高血圧は生活習慣病とされていますが、遺伝的な影響もかなりあります。両親が高血圧ならば、若くして高血圧を発症する確率は高いです。塩分抑制（一日6グラム以下、肥満の是正等の生活改善ももちろん大事ですが、これだけで治すことは難しく、早期に降圧剤を服用することも重要です。
治療により血圧を130/80代に維持すると、薬を辞めることも可能です。
無症状のため、放置している方が多いですが、動脈硬化が進み、心筋梗塞、脳卒中、慢性腎不全（最終的には透析）の原因となります。
最初は、無症状で見かけは健康ですが、いったん起こすと、坂を転がるように悪くなリ、寝たきりとなって、最後は肺炎等でなくなることが多いです。
転ばぬ先の杖で、慢心せず、早期に適切な治療を受けることをおすすめします。
お気軽にご相談いただければ幸いです。
粟井内科診療所
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