粟井内科診療所では患者さんに寄り添った治療をおこなっています。
本記事では粟井内科診療所での糖尿病治療の流れをご紹介します。
糖尿病治療で大切なのは「定期検査」と「生活習慣の改善」です。
治療について迷っている方のご参考になれば幸いです。
1. 来院していただき、病歴等をお聞きします。
その際、過去のデータ、他院にかかっていれば、その治療内容をご持参ください。
2. 過去のデータなどから糖尿病の程度を判断します。
また必要であれば追加の検査を行います。
例えば、精密GTTは、患者さんの糖尿病の状態を調べるのに重要です。
当院では、精密GTTの際、血糖とともに膵臓からどれぐらいインスリンが出ているかも測定します。
3. 糖尿病の進行度、重症度を調べ、その方にふさわしい治療を選択します。
薬は、SU剤、α―GI(ベイスン)、メトフォルミン、SGLT(フォシーガ等)DPP4阻害薬(ジャノビア等)、GLP1阻害薬(リベルサス)、GLP-1作動薬(ビグトーザ等)、インスリン製剤があります。
その方に合った薬剤を選択します。
4. その患者さんにふさわしい薬のチョイス、飲み方を工夫します。
これは非常に重要な作業となります。
夜勤のある人など、いろいろな生活パターンに合わせて調整します。
5. 定期検査を実施します。
検査は月に一回が望ましいです。
体の痛みや変調はないので、検査値を見ながら薬を調節することが大事です。
インスリンを使用する方などは、最初のうちは血糖を月2回程度測るのが望ましいです。
6. 診察のたび、患者さんの質問を受け、わからないことを説明します。
つまずきの原因が簡単にわかることが多々あります。
最後に、決められた通りに通院することも大事です。
きちんと来られない方がいます。
簡単なことですが、通院が不定期だと、糖尿病がよくならない大きな原因になってしまいます。
糖尿病治療は、しかるべき糖尿病の知識やスキルを持った医師が治療に当たるのはもちろんですが、食事、運動など患者さんが努力する部分も大きいです。
気軽に、ご相談いただければ幸いです。
粟井内科診療所
電話番号: 086-255-1330