食事療法に関し、カロリー数、糖質、タンパク質、脂肪の摂取の割合。野菜の摂取等、成書では詳しく書いています。
また、献立表も数多く出ています。
しかし、食事療法がうまくいっていないのには、もっと大きな食事習慣のゆがみがあります。
例えば、間食が止められない、また糖尿病があるので三度の食事は、タンパク質など特に絞って空腹になるので、かえって間食をする。
一日2食のため、夜におなかが減って、夕食をドカ食いし、肥満になり、血糖のコントロールも乱れる。
このような、大きな食習慣のゆがみを直すことが肝要です。
また、極端な糖質制限で、非常に重篤な害が出ることがあり、米粒等全く食べないというのは非常に危険です。
糖質制限的食事をされている方も、一日にパン1個食べたり、アイスクリームなどで糖質を多少とっているため、非常に重篤なことが起こっていないです。
一般的には一日糖質150グラム(ご飯半杯×3回あるいは六枚切れパン1枚半)は必要とされています。
お気軽にご相談いただければ幸いです。
粟井内科診療所
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