20年ぐらい前までは、脂肪肝は治りにくいものの、悪性化しないと思われていました。
以前より、B型、C型のウイルス性肝炎でないものでも、肝臓がんが発生することは、古くより知られていました。
この20年ぐらいの消化器内科のトピックスで、脂肪肝が、慢性肝炎、肝硬変に進展し、最終的に肝臓がんが発生することがわかってきました。
非アルコール性脂肪肝炎(NASH)という病気です。
生活習慣病がベースにあるので、肥満、運動不足、糖尿病などの治療。
併せて、血液検査、エコー、CTにより、肝臓がんがないかどうかの定期検査が必要です。
脂肪肝を侮ることなかれ!
気軽に、ご相談いただければ幸いです。
粟井内科診療所
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