「甘いものを控え、運動も頑張っている。それなのに血糖値が高いまま…」 もしあなたがそんな状況なら、『真犯人』は膵臓ではなく、喉にあるかもしれません
■ なぜ甲状腺が糖尿病を悪化させるのか
甲状腺ホルモンが過剰に出る「甲状腺機能亢進症(バセドウ病など)」になると、体内の代謝が異常に早まります。
すると、肝臓から血液中へ糖がどんどん放出される一方で、インスリンの効きが悪くなる(インスリン抵抗性)という「ダブルパンチ」が起こります。
この状態では、通常の糖尿病治療だけでは太刀打ちできません。
■ 見逃してはいけない「体からのサイン」
糖尿病の数値が高いだけでなく、以下のような異変はありませんか?
これらは、糖尿病単体ではなく、甲状腺機能亢進症が隠れているサインです。
食べているのに痩せる:食欲はあるのに、体重がどんどん落ちる
異常な汗と暑がり:冬でも暑く、夜中に着替えるほどの汗をかく
指先の震え:手がプルプルと震え、文字が書きにくい
動悸と息切れ:じっとしていても心臓がバクバクし、階段で息が切れる
イライラ感:理由もなく気持ちが焦り、落ち着かない
■ 放置するリスク
これらを「糖尿病のせい」や「加齢・ストレス」で片付けてしまうのは、非常に恐怖(Sです。
甲状腺の異常を放置したまま糖尿病の治療だけを続けても、心臓への負担が増し、不整脈や心不全を招く恐れがあるだけでなく、数値は決して改善しません。
■ 専門医からの提言
原因が甲状腺にあるならば、その治療を並行するだけで、驚くほど血糖値が安定することがあります。
「おかしいな」と思ったら、当院で甲状腺も含めた精密な血液検査を受けてください。
血液検査で診断がつきます。原因を特定し、正しい治療を行えば非常に良くなります。
ただし、重症例で、甲状腺クリーゼや、手術・放射線治療が必要な方は、総合病院糖尿病・内分泌内科に紹介となります。
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